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ブログのユーザー数・PVが突如40%ダウンの衝撃!Googleアルゴリズムアップデートの影響か!?

ブログのユーザー数・PVが突如40%ダウンの衝撃!

どうもこんにちは。
Web/App/UIデザイナーのサトウです。

今回は、僕の運営しているブログのユーザー数・PVが最近になって突如40%ダウンしてしまい衝撃を受けた話をしようと思います。
おそらくGoogleのアルゴリズムアップデートによる影響かとは思うんですが、これまでGoogleのアップデートでこういった影響が出たことがなかったのでちょっと驚きました。

対象のブログはどんなブログか

運用年数と更新頻度

対象のブログは、ガジェットやアプリの紹介、MacやiPhoneのTips紹介といったテーマを扱うブログで、僕が2010年からゆる〜く続けているブログです。
記事の執筆は正直あまりしておらず、1か月に数記事ポロポロっと書いたり、まったく書かない期間が何か月かあったりというような更新頻度。
直近6か月の公開記事数は、1月…4記事、2月…4記事、3月…2記事、4月…1記事、5月…0記事、6月…1記事となっています。

これまでのユーザー数とPV

2021年1月〜6月のブログ全体での各月ユーザー数とPVは以下のとおり。

ユーザー数 PV
1月 80,661 98,377
2月 65,306 90,384
3月 79,442 98,212
4月 75,672 93,943
5月 79,985 99,821
6月 67,600 82,710

※2月のPVは計測ミスがあったため実際より9,000〜10,000ほど多くなっています。
※4月はユーザー数PVとも計測ミスがあったため実際より若干少なくなっています。

最もPVを集めているのは、5年前に書いたiPhoneのiCloudバックアップについてのトラブルシューティングで、月間平均20,000PVほど。
続いて、6年前に書いたiCloudストレージのプランについての解説で月間平均13,000PVほど、2年前に書いたAirPods Proの充電トラブルについてのトラブルシューティングで月間平均11,000PVほど、といったところです。

ユーザー特性

基本的にはオーガニックサーチでユーザーがランディングし、目的の記事を読んで目的を果たしたら離脱するという特性のブログなので、直帰率は常に90%を超えています。
アクセス時間帯としては朝7時台から夜0時台まで概ね満遍なくあり、21時〜22時台には若干多くなります。
曜日で見ると土日のアクセスが多く、午前9時台から23時台まで満遍なくアクセスがあり、全体で平日の1.3倍ほどになります。

収益化

マネタイズに関してはあまり熱心にはやっておらず、「書きたい記事を書きたいときに書きたいように書く」というスタンスで続けてきました。
ときどき、メーカーさんやアプリデベロッパーさん等から紹介記事執筆のご依頼を頂きますが、すべてお断りしています。
あくまでも「書きたい記事を書きたいときに書きたいように書く」というスタンスです。

広告は、Google Adsense と Amazonアソシエイトはやっていて、毎月、Adsenseで20,000円前後、アソシエイトで10,000円前後の売上が立っています。
楽天市場とYahoo!ショッピング(バリューコマース)も一応やってはいますが、売上は月数百円程度と、ないも同然です。

SEO

当たり前ですが、SEOありきで記事を書いているということはありません。
繰り返しになりますが、あくまでも「書きたい記事を書きたいときに書きたいように書く」というスタンスで書いています。

が、その結果として、先述したPV上位のページでは、関連ワード2つ〜3つの組み合わせでかなりの数のGoogle検索1位を保ち続けています。

ユーザー数とPVが6月に入って減少、7月に入ってさらに激減

まずはGoogleアナリティクスのグラフを見てもらいましょう。
2021年1月1日から、この記事執筆前日の7月10日までのユーザー数とPVです。
日単位で見るとグラフが煩雑になるので週単位で見ていきます。

ユーザー数とPVの推移グラフ

ユーザー数の推移

2021年1月1日〜2021年7月10日のユーザー数の推移

PVの推移

2021年1月1日〜2021年7月10日のPVの推移

まず2点補足します。

  • 2/21〜2/27の週のPVが跳ね上がっているのは、WordPressにSiteKitプラグインを導入した際に計測タグが重複してしまい、2日間ほど2倍の数字で計測されてしまったため
  • 両グラフで4/18〜4/24の週が落ち込んでいるのは、AMP導入を試したときにアナリティクスの設定ミスで計測ができていなかったため

上記を踏まえて見ていきます。

推移についての推察

さて、一見ゴールデンウィーク明け(5/9〜5/15)から減少が始まっているように見えますが、これは「減少」というよりは「元に戻った」といっていいと思います。
3月前半頃の水準に戻っているのであって、むしろ3月中旬から5月前半までが「理由なきフィーバー状態」だったと言っていいでしょう。

「理由なきフィーバー状態」と表現しましたが、もしかすると理由はあるのかもしれません。
理由があるとしたら、新型コロナウイルス感染拡大での外出自粛要請や緊急事態宣言が出されたことが関係しているのかもしれないな、とは思っています。
Googleのアップデートがあったという記録もなく、外的要因としては今のところそれくらいしか思い当たりませんが、もう少し調べてみようとは思います。

内部的な要因も、特に思い当たる節はありません。
これといってPVを稼げるような記事を書いていませんし、何かしらの施策をしたということもありません。

その後、ゴールデンウィーク明けから6月頭まではまぁまぁ悪くない数字のまま推移します。

が、6/6〜6/12の週に目立って減少、そして緩やかに減少が続き、7月に入るとさらに大きく「激減」しています。
これが今回の「事件」です。

1日平均の数字を見ると、
ユーザー数は4月の1日平均が約2,612、5月の1日平均が約2,580だったのに対し、6月の1日平均は約2,253、7月1日〜10日の1日平均は約1,806。
PVは4月の1日平均が約3,212、5月の1日平均が約3,220だったのに対し、6月の1日平均は約2,757、7月1日〜10日の1日平均は約2,220となっています。

以下は2021年1月〜7月のユーザー数とPVの1日平均値です。

ユーザー数 PV
1月 2,602 3,173
2月 2,332 3,228
3月 2,562 3,168
4月 2,612 3,212
5月 2,580 3,220
6月 2,253 2,757
7月 1,806 2,220

ユーザー数とPVはどういう減り方をしているか

ユーザー数とPVがどういう減り方をしているかをちょっと見てみます。
特定の記事のユーザー数とPVが大幅にダウンしたのか、すべての記事において満遍なくダウンしたのか。

また、検索クエリにはどういう変化があったのか。
特定のワードでの検索順位が落ちているのか。

PVの変化

こちらが、2021年7月4日〜7月10日までの7日間と、同年5月2日〜5月8日までの7日間を比較したグラフです。

ユーザー数比較グラフ

2021/07/04-2021/07/10と2021/05/02-2021/05/08のユーザー数比較

PV比較グラフ

2021/07/04-2021/07/10と2021/05/02-2021/05/08のPV比較

ユーザー数とPVの関係

ユーザー数、PVとも、38%ほどダウンしています。

対象ブログは、基本的に1ユーザー1PVと言ってもいいくらい直帰率の高いブログです。
それは、対象ブログは問題解決系の記事が多く、あるピンポイントな目的を持って訪れるユーザーが多いからです。
ので、ユーザーが1減ればPVも1減ると言えるくらい素直な数字の変化を示しています。

ユーザーの変化について推察

ではまずユーザーの変化について見ていきます。

地域性に変化はなし

「言語」で見ると、日本語で日本に向けて発信しているブログなので、当然といえば当然ですが「ja」「ja-jp」が約98%を占めています。
この数字に変化はありません。
0.数パーセントある他の言語でも、パーセンテージは変わらず、ユーザー数が平均で38%減少しています。

「en-gb」「en-au」の数字だけが若干増えていますが、まぁ誤差の範囲かと思います。

ユーザー(言語)

「国」で見ても同様で、特に地域的な変化があったようには見受けられません。
シンガポールが62.50%、オーストラリアが150.00%とパーセンテージでは増加していますが、ユーザー数では5〜6ユーザーの増加なので、これも誤差の範囲でしょう。

ユーザー(地域)

年齢・性別にも変化なし

年齢・性別を見ても、特にいずれかの年齢または性別で変化があったわけではなさそうです。
全体的に満遍なくダウンしています。

ユーザー(年齢) ユーザー(性別)

デバイスにも変化なし

デバイスで見ても、特にデバイスごとの特徴はないと言っていいでしょう。
強いて言うならモバイルのダウン率がやや低く、タブレットのダウン率がやや高いと言えますが・・・。

ちなみに対象ブログのデザインはモバイルファーストで作っていて、タブレットはもちろんPCでの閲覧もあまり想定していません。
ので、全ページ1カラム、モバイルビューに特化したデザインにしています。
このあたりが何か関係しているのであれば、むしろデスクトップのユーザー数が最も落ちていていいはずですが、そうはなっていませんね。

ユーザー(デバイス)

どうやらユーザーの特性には変化なし

こうして見てみると、どうやら対象ブログを訪れるユーザーの特性には変化がなさそうです。
これまでと同様の特性を持つユーザーが訪れていると考えて良さそうですね。

PVの変化について推察

次にPVの変化について見ていきます。
どの記事でどういった変化が起きているのか。

この記事の冒頭で対象ブログについて紹介した際、最もPVを集めている記事について触れました。
その3記事について見てみます。

【PV1位】iPhoneのiCloudバックアップについてのトラブルシューティング記事のPV変化

PVの変化_iCloudバックアップ

エグい落ち方をしていますね・・・。
40%ダウンどころか、なんなら半分にまで落ちる勢いです。

【PV2位】iCloudストレージのプランについての解説記事のPV変化

PVの変化_iCloud50GB

こちらも衝撃的ですね。
40%ダウンです。

【PV3位】AirPods Proの充電トラブルについてのトラブルシューティング記事のPV変化

PVの変化_AirPodsPro

こちらは意外と落ちていませんね。
16%ほどのダウンに止まっています。

ダウン率は様々、PVが増えている記事もある

上記3記事以外の記事を見ると、PVが減った記事ばかりではなく、PVが増えている記事も中にはありました。
が、減っている記事のほうが圧倒的に多く、減っている数字のほうが圧倒的に大きいです。

中には「誤差の範囲かな?」と思えるような変動率の記事もありますが、基本的には概ね全記事において変動があったと考えて良さそうです。

PVが減っている(または増えている)記事に特徴のようなものは見受けられません。
厳密にはGoogleの審査基準に照らせば何かしらの特徴があるんでしょうが、それがなんなのかはちょっとわかりません。
古い記事が落ちているのかと思えばそうではなく、文章量の少ない記事が落ちているのかと思えばそれも違います。
見出しの多い・少ない、画像の多い・少ない等、これといって明らかな特徴もありません。

流入経路について推察

さて、では、流入経路について見ていきましょう。

流入経路に変化なし

対象ブログへのユーザー流入経路は96%がオーガニック検索です。
続いて、Direct、Referral、Socialが数パーセントから0.数パーセントの割合であります。
その特性に変化はなく、すべてのチャネルで減少しています。
Referralの減少率が13.09%と小さくなっていますが、そもそもの数字が小さいので誤差の範囲と判断します。

流入経路

検索クエリに変化あり

2021年1月1日から同年7月10日までの検索パフォーマンスを見てみます。

2021年1月1日〜7月10日の検索パフォーマンス
  • 平均検索順位、平均CTRは同等の水準で推移している
  • 表示回数とクリック数が落ち込んでいる

という特徴が見て取れます。
表示回数が減ればクリック数が落ちるのは当然です。
ではどのようにして表示回数が減ったのでしょうか?

「表示回数差」の減少が大きいワード

「表示回数差」の減少が大きいワードを見てみます。

表示回数差(減少)

確かに検索順位は落ちていますね。
1〜2ページ目くらいにいたワードが圏外になっているケースが多そうです。
が、逆に検索順位が上がっているにもかかわらず表示回数が激減しているワードもあります。
これはそもそも世の中的にそのワードの検索ニーズが落ち込んでいるということでしょうか。

これらの検索ワードでのクリック数とクリック率を見てみます。

表示回数さ(減少)クリック

検索順位0(=圏外)・表示回数0になったものは、当然クリック数も0になっています。
これ以下の検索ワードも含めて見渡してみると、表示回数が減少しているワードについては以下のことが言えそうです。

  • 検索順位が下がっているか圏外に消えている
  • 表示回数が減少している分、当然クリック数も減少している
  • クリック率に大きな変化はなさそう

「検索順位」上位だったワード

続いて、「検索順位」上位だったワードがどうなったのか見てみます。

検索順位上位

検索順位上位だったワードは相変わらず上位にいます。
これらのワードについては表示回数が減少しているものもありますが、誤差の範囲として基本的には変化なしと見て良さそうです。

検索上位(クリック)

が、さらに見ていくと、検索順位1位だったワードが突如圏外に消えているケースもかなりあります。
ざっと見た限りでは、100件ほどの検索ワードが検索順位1位から圏外に消失し、検索順位があったワードで圏外に消えたワードはおよそ440件ほどに登っています。

検索順位消失

逆に、まったくの圏外から突如1位に掲載されているワードもあり、圏外からどこかしらにランクインしているワードがおよそ440件ほどあります。

検索順位ランクイン

各記事が検索でヒットするワードに変化があった

検索順位が消失したワードと圏外からランクインしたワードを見ていると、どうやらある1つの記事に対してあるワード(またはワードの組み合わせ)では順位を失い、別のワード(またはワードの組み合わせ)では逆にランクインしている、というケースが多そうです。
例えば以下のようなケースがあります。

1位→圏外 圏外→1位
airpods pro 片耳だけ充電できない airpodspro片方充電されない
icloudの空き容量があるのにバックアップできない iphone 十分な空き領域がないため バックアップ
icloudストレージ 130円 icloud 月130円

2020年12月に逆の現象が起きていた

実は、2020年12月、対象ブログのユーザー数とPVが突如として30%ほど上昇したということがありました。
施策は特に何もしておらず、これもGoogleのアルゴリズムアップデートによるものと思われます。

今回の2021年6月・7月アップデートでは、「2020年12月アップデートで検索順位の下がったページが元に戻った」というケースも報告されているようで、「なるほどそういうことか」と合点がいきました。

2020年12月update_ユーザー数 2020年12月update_PV 2020年10月4日〜2021年4月3日の検索パフォーマンス

2021年7月最初週と2020年11月最終週の比較

ちなみに、ですが、2021年7月4日〜7月10日の週と2020年11月22日〜28日の週を比較してみます。

2021年7月と2020年11月の比較(ユーザー) 2021年7月と2020年11月の比較(PV) 2021年7月と2020年11月の比較(検索パフォーマンス)

面白いくらいに一致していますね・・・。
すべての数字が厳密には「元に戻った」わけではなく、「変更してさらに変更したら数値上たまたま一致した」ということなわけですが、なかなか興味深いです。

2020年12月以降は14記事執筆していて、50〜60記事ほど削除しているので、記事数は若干減っていることになります。

減少したユーザー数とPVは取り戻せるか

今回の変化がGoogleのアルゴリズムアップデートによるものだとした前提で、減少したユーザー数とPVを取り戻すことが可能か不可能かといえば、不可能ではないだろうとは思います。
要は、変更のあったGoogleのアルゴリズムに合わせて記事をチューニングすればいいという話なので。

ただ、そのGoogleのアルゴリズムがどのようなものなのかを調べる術はなく、やることといえば、記事を調整しては様子を見、また調整しては様子を見る、というものしかありません。
この作業を数百記事に対してやっていくのはまったく現実的ではありませんし、そもそもそのような作業はまったくもって不毛です。

今回の変更についてはすべてを受け入れて、さらに有用な記事をどんどん生み出していくほうが生産的だと思います。

まとめ

記事が長くなりました。要点をまとめます。

要点まとめ
  • 6月初頭、7月初頭にGoogleのアルゴリズムに変更があり、その影響で検索順位に変動があった
  • その結果、ブログ全体でユーザー数・PVとも約40%減少した
  • 検索順位1位だったワードで圏外に消えていたり、圏外だったワードでランクインしたりしている
  • 各記事において、「ワードAでは圏外になったがワードBでは1位になった」というケースもある
  • 記事そのものの「品質」について措置があったわけではなく、検索ヒットする傾向が変わったらしい
  • 今回の対象ブログではたまたまユーザー数とPVがダウンする傾向が強かった
  • 2020年12月のアルゴリズムアップデートでは逆にユーザー数とPVが30%ほど増加していた
  • 2021年6月・7月アップデートで2020年12月アップデート以前のユーザー数・PVに戻ったような状態
  • 減ってしまったものは仕方ない。さらに有用な記事を増やして、減った分のユーザーとPVを取り戻そう

さて、今回は、僕の運営しているブログのユーザー数・PVが最近になって突如40%ダウンしてしまい衝撃を受けた話をしてきました。
いかがだったでしょうか?
ブロガー・アフィリエイターといった界隈ではよくある話かもしれませんね。

読んでくださったあなたの参考に少しでもなれば嬉しいです。
それではまた次回。