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Instagramのストーリーを簡単にオシャレに作れる無料テンプレートサービス3選

Instagramのストーリーを簡単にオシャレに作れる無料テンプレートサービス3選

どうもこんにちは。
Web/App/UIデザイナーのサトウです。

今回は、Instagramのストーリーを簡単にオシャレに作れる無料テンプレートサービスを3つご紹介します。

高まるInstagram需要

昨今、企業や法人のInstagramアカウント運用が急激に加速していますね。

これは、TwitterやFacebookを用いたテキスト主体の情報発信から、InstagramやYoutubeを用いた視覚情報主体の情報発信へとコミュニケーションのスタイルが変化してきていることの表れと言えます。

写真や動画をうまく利用するほうが伝わりやすい情報というのは間違いなくあります。
そういった伝達手段を手軽に使えるInstagramが人気なのは当然かもしれません。

需要の変化に対応するのは大変

企業・法人のSNSアカウントの運用については、社内で広報や宣伝をおこなう部署が担当するケースと、外部のマーケティング企業等に依頼するケースがあるかと思います。

即時性を重視する場合や予算的に余裕がない場合などは社内で対応することになるかと思いますが、ここで1つ問題が発生します。

伝え方(=デザイン)が難しい」ということです。

言語によるコミュニケーションにおいても「伝え方が9割」などと言われるほど「伝え方」というのは重要ですが、視覚的情報において「伝え方」というのはすなわち「ビジュアル面のデザイン」ということになります。

TwitterやFacebookを用いたテキスト主体の情報発信では、極端な話、日本語さえ使うことができれば基本的にはOKでした。
もちろん文章の執筆にも上手・下手がありますが、特別上手でなくてもさほど気にはなりません。

が、ビジュアルについてはそうはいきません。
イマイチなデザインというのは、非デザイナーの人が見ても感覚的に結構わかります。
Instagramアカウントの運用を担当することになってしまった非デザイナーの担当者さんは、この問題に対処していかなければならないわけです。

Instagramを用いた「伝え方」=「デザイン」を非デザイナーでも簡単に

デザイナーがあるプロダクトをデザインする際には、配置する要素そのものから、配置する要素の位置、大きさ、色、他の要素との関係性、文字であれば書体などなど、さまざまなことに思考を巡らせるわけですが、非デザイナーのSNS運用担当者さんがそれをやる(しかも結構な頻度・短時間で)のは難易度が高いと思います。

そこで、デザインの基礎知識や基礎技術がないInstagramアカウント運用担当者さんでもストーリー用のビジュアルを簡単・オシャレ・キレイに作ることができるテンプレートサービスの登場、というわけです。

Instagramストーリー画像を簡単に作れるサービス3選

元となるテンプレートを選んでカスタマイズするだけで、簡単にオシャレなInstagramストーリー用画像を作成できるサービスを3つご紹介します。

  • Canva
  • Adobe Express
  • vista create

Canva

利用するにはログインが必要です。
ログインはメールアドレスを使ってアカウントを作成するか、下記のアカウントでログインすることができます。

  • Apple
  • Google
  • Facebook
  • Microsoft
  • Clever
CanvaでInstagramストーリーを簡単にオシャレに作成
ベースにしたいテンプレートを選びましょう。
どちらかというと女性に好まれそうなデザインが多い印象です。
膨大な種類があって見ているだけでも楽しいですね。
選んだテンプレートを簡単にカスタマイズ。
選んだテンプレートをもとに、写真を変更したり、テキストを変更したりしてオリジナルの画像を作りましょう。
背景やフォントも簡単に変更できるCanva
基本的には写真を変更したりテキストを変更したり、アイコンを追加したりするだけで完成ですが、メニューの「もっと見る」をクリックすると、動画やオーディオの追加、背景の変更、フォントの変更など、より手の込んだカスタマイズができます。

Canvaを見てみる

Adobe Express

利用するにはログインが必要です。
ログインはメールアドレスを使ってアカウントを作成するか、下記のアカウントでログインすることができます。

  • Adobe
  • Apple
  • Google
  • Facebook
Adobe Express でInstagramストーリーを簡単にオシャレに作成
Adobe Expressを提供しているAdobe社は、デザイナー御用達のIllustratorやPhotoshopなどを提供している会社です。
プロ向けツールのノウハウがフィードバックされ、豊富な機能を簡単に使えるようになっています。
中央のプレビューエリア右下に、要素の重なりを表すレイヤー表示がありますね。これは便利。
さまざまなテイストの豊富なテンプレートが選べるAdobeExpress
テンプレート選択は表示領域が狭くちょっとやりづらいですね。
テンプレートの種類はいろいろなテイストが揃っていて、いろいろな案件に対応できそうです。
写真やイラストなどはAdobeが提供する豊富な素材を使うことができる。
写真はAdobeが提供するAdobe Stockから使うことができるほか、イラストや背景なども豊富なデザインアセットを使うことができます。
このあたりは総合的なデザインツールを提供しているAdobeの強みと言えるでしょう。

Adobe Expressを見てみる

vista create

利用するにはVistaアカウントでのログインが必要です。
元となるVistaアカウントは下記アカウントと紐づけて登録することができます。

  • Apple
  • Google
  • Facebook

アカウント登録は無料です。

VistaCreateでInstagramストーリーを簡単にオシャレに作成
テンプレートはいかにも海外といった感じのものが揃っています。
豊富なカスタマイズ機能が魅力のVistaCreate
シンプルなUIで簡単にカスタマイズできます。

vista createを見てみる

それぞれテンプレートに特徴あり

Canvaは若者・女性を意識したようなテイストのテンプレートに偏っていて、Adobe Expressは多種多様で豊富なテンプレート、vista createはいかにも海外の無料テンプレートといった印象を受けました。

テンプレートのテイストを見ると明らかに区別化がなされているので、3つのサービスを用途によって使い分けるといいかもしれません。

僕は3つとも今回初めて使ってみましたが、特に驚いたのはCanvaの使いやすさでした。
用意されているテンプレートはどれも高品質だし、機能的にも申し分ない。
目から鱗でした。

Adobe Expressは、普段からAdobeのソフト群に親しんでいる身からすると「まぁAdobeだしね」というくらいで特に驚きはありませんでしたが、これが無料のアカウントで使えるということを考えると驚きですね。

vista createはあまり日本にローカライズされていない印象ですね。
用意されているテンプレートのテイストからすると、ちょっと用途が限られるかもしれません。

さて、今回は、Instagramのストーリーを簡単にオシャレに作れる無料テンプレートサービスについて書いてみました。
いかがだったでしょうか?
読んでくださったあなたの参考に少しでもなれば嬉しいです。
それではまた次回。