どうもこんにちは。
Web/App/UIデザイナーのサトウです。
今回は、ブログのAMP対応で WordPress Popular Posts が無効化したので「人気の記事」を廃止したお話をしようと思います。
厳密に言うと「WordPress Popular Posts 無効化」は「人気の記事」を廃止することにしたきっかけにすぎず、根本的な理由は「『人気の記事』の利用率が低い」というものです。
ブログのAMP対応で人気記事ランキング表示プラグイン「WordPress Popular Posts」が無効化
先日、僕の運営しているブログをAMP対応したところ、今まで使ってきた WordPress Popular Posts が使えなくなってしまいました。
人気記事ランキングが表示されていたはずの場所に「まだデータがありません」と表示されています。
ブログをAMP対応したとき、各所の表示は確認していて、人気の記事も問題なく表示されていました。
その後、何かが起こったはずで、管理画面を確認してみると、そもそもちょっとよくわからない挙動をしているものの、AMP対応以降データが取れていないことがわかりました。
WordPress Popular Posts の表示設定で集計期間を「直近1週間」に設定していて、集計が止まってから1週間以内はまだ集計データが残っていたため表示されていたようです。
WordPress Popular Posts はAMP非対応
WordPress Popular Posts の公式フォーラムでも何件か、「AMPサイトでWordPress Popular Posts が正常に動作しない」というスレッドが立っています。
プラグイン製作者の方からの回答では、どうやら「WordPress Popular Posts の仕様上AMPサイトでは正常に動作しない」ということのようです。
Sorry. No data so far >> that’s wrong | WordPress.org
Not working with WordPress 5.6 | WordPress.org
WordPress Popular Posts with google AMP compatiility | WordPress.org
人気記事ランキングの利用率を考慮して撤去の判断
そこで、WordPress Popular Posts に代わる人気記事ランキング集計表示プラグインを探そうかと思いましたが、そもそも対象ブログは「ユーザーがピンポイントな目的でオーガニック検索から流入し、目的を達成して直帰する」という特性を持ったブログで、人気記事ランキングも「基本的には見る人もいないだろうけど一応つけておくか」程度に設置していたものです。
実際、Google Analytics のイベント計測を見ても、3か月（91日間）で238クリックしかされていません。
その期間のユーザー数は218,290、PVは276,474なので、ユーザー比率で約0.1%、PV比率で約0.09%のクリック率になります。
だったらもういっそのこと外してしまっていいのでは？と考え、撤去するに至りました。
サイト・ブログの特性、ユーザーの特性に合わせたコンテンツを
対象ブログの特性からして、人気記事ランキングがなくなったところで回遊率低下によるPV減少を気にする必要もないかと思います。
不要と判断される機能であれば削ぎ落とすに限ります。
これにより、ページの軽量化・高速化にも貢献できるかもしれません。
さて、今回は、ブログのAMP対応で WordPress Popular Posts が無効化したので「人気の記事」を撤去したお話をしてきました。
いかがだったでしょうか？
読んでくださったあなたの参考に少しでもなれば嬉しいです。
それではまた次回。
